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レーベル:円盤 / 9曲収録 / アナログ盤LP
「遊ぼう大きな嘘を作ろう
テニスボールを投げて 犬が飛び跳ねる あの家の窓」(あそぼ)
京都在住、映画製作に携わりながら、フリーの録音技師として活動する松野泉。2023年、100枚のみプレスのアナログ盤が、ほぼ京都近郊の近しいリスナーたちの間で完売。配信音源もなく、長らく再プレスが待ち望まれていたそのセカンド・アルバムが円盤よりリイシュー!朴訥とした、しかし同時に色気あるヴォーカル、シンプルな弾き語りに過不足なく重なるストリングスやピアニカ、詩情と具体的情景が共に描かれる歌詞。
CD『星屑の国』発売中
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『頼みもしないのに、そっと入ってきて、魂だけ抱いてすっと出ていくみたいな、そんなすけべなアルバムです。』
(映画監督 濱口竜介)
『「ねぇ、君。ここはもうその場所じゃないんだよ」と言われてきて。あの時の自分の体がゼラチンで固められて動けないんだけど、真ん中あたりから熱を持ちはじめ、また溶けて常温の風が吹きとどく。そんなアルバムでした。』
(聴いた人 上野賀永子)
『布団の中で裸になって抱きしめると、今日あったどうでもいいような誰々さんの話を、あなたが眠りにおちるまで一生懸命語ってくれる。そんな優しさと柔らかさと体温の音楽。』
(映画監督 西尾孔志)
『たとえば。
ずっと森の奥深くで暮らしてきた他人を知らぬおじさんと出会ったような、誰かと話したくて言葉を磨いて寂しさのあまり声を出すような。
そうやって彼は語るが、心を語る方法は知らず物語る歌にしている。
おじさんの心の中は計り知れない。ずっと穴と淵を見つめ続けていたからいろんなものが湧き出てきてた。
おじさんのからだはひとひとと濡れている。濡れて勃起している。けれども染み入る言葉を吐く。
前かがみで丁寧に恐る恐る語るその言葉と音は、次第に輝きを帯びて空へ登る。
何十本のロマンポルノ、何十本の小説にも匹敵する何十本のやるせないちんちんが優しくお辞儀をしながら綺麗な星になる。
そんなアルバム。家族のいる夜には聞けない。』
(映画監督 岡太地)
『 たった数秒聴いただけで大恋愛の予感みたいに胸がざわざわして、「うわぁ、出会ってしまった」と思った。
あとはもうどこまでも広く深く好きになっていくだけだ。でも、喜びと同時に哀しみも強く感じた。
何でこんなに生身の恋愛に似た気持ちになるんだろう。歌声は優しく柔らかいのに、切なくてしかたがない。』
(物書き 森下くるみ)